ローラと壇蜜

早速、パーソナルデザインにまつわる話など。

(この辺りのことは検索するとたくさん出てくるのだが、後ほど軽い紹介の記事くらいは書くかも)

 

タレントのローラは実はグレースタイプ、というプロの方の説を見た。

いつも格好や仕草を可愛らしい雰囲気にまとめているが、本当はクラシックでシックなスーツを王道で気こなせる、大人なタイプということ。

確かに電車で見たT◯Cのシンプルなドレスを着た広告など、ちっともさみしくないし、大人の自然な可愛らしさが出ていて素敵だと思った。

本人が抜群に可愛いので、何着てても許せちゃうけれども。

日頃は、本来グレースなのにキュートっぽい素振りをすることによるそこはかとない違和感や不思議さが、よりタレントとしての存在にインパクトやファンタジー感を与えているのかもしれない。

 

一方、時の人といえば壇蜜である。

どんな人なのか、この頃ようやく人並みに把握しつつある程度の私。

素人目ながら、こちらもグレースさんなんじゃ?と勝手に思っている。

少なくとも、王道セクシー系の(マリリン・モンローのような)ロマンスタイプでないことは間違いないはず。

リップメイクで唇をかなり強調して芸風とのバランスをとっているけれど、あの方は『本来は脱がない』顔のつくりをしていると思う。

TVではシンプルで直線的なドレスをよく着ているし、毛先は巻いても顔まわりの髪の毛は超ストレートで、バサバサさせず片側にまとめて垂らしている。

長ーく下ろした髪は、女らしさを強調しつつも、さり気なく首回りの露出を減らすことに一役買っている。

和服+まとめ髪は文句なしに似合い、まさに正統派美女といった感じ。

 

そして『本来脱がない』感がある故に、露出した時の「脱いだ!」感が強い。

そのあられもなさ、しどけなさが、「うひょー!」となる人と「服着てた方がいいのに」と思う人を分けているような気がする。

「脱いだ感」は、リアルな生々しさや、プライベート的な、自分のために脱いでくれているような奉仕感、背徳感をも生む。と思う。

ロマンス全開の藤原紀香や杉本彩が陽性のエロスなら、壇蜜は陰性のエロス。

 

やや脱線したが、もしや近頃は、"シャレのわかる"グレースの時代が来てるんじゃ?

という気がしないでもない。という話。

(検証が難しいけれど、もしやひょっとしてスギちゃんも…?と思っている)

パーソナルデザインは物腰なども評価に入るというけれど、壇蜜は言わずもがなのしとやかさだし、

ローラも身振りや話し方はキャピキャピしているようだけれど、ひとつひとつの動作が落ち着いていて軌道に無駄がないので、見ようによっては何かの作法や型のようにすら見える…のは私だけだろうか。

 

なんとなく、芸能界のキュート至上主義的な流行が過ぎ去りつつあるのかなあ、とか、

みんな落ち着いてきちんと言葉を受け止めてくれる人を求めているのかなあ、とか

詳しくもない業界について、つい何らかの結論を導きだそうとしてしまう。

ローラも壇蜜も、何かを振られた時のリアクションが評価されている人だと思うんだよね。

この人何言うんだろう、というほんの一瞬のドキドキと、その期待を裏切らない安定した世界観、大して意味はないようなコメントのひとつひとつに宿るそこはかとないファンタジー感が、みんなを中毒にさせるんじゃないか。などと思う。

 

こんなに有名な2人なので、もっと鋭く的確に分析している人がいそうな気がするのだけれども、検索した限りでは見当たらなかったので、僭越ながら取り急ぎ思いの丈をしたためた。

こういうよくわからない、分析とも偏見とも妄想ともつかない話が頻出するかもしれないブログです。